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HATTORI食育クラブ 食育通信No.23

対談

学生さんに安心・安全な良い食を

倉持 泰之
橘・学生会館 代表取締役
(写真右)

服部 幸應
服部栄養専門学校 校長/医学博士
(写真右)
服部
橘・学生会館はいつ頃から始められたのですか?
倉持
1976年に先代の倉持榮一が始めました。自身の不摂生で体調を崩し、食生活の見直しで元気になったこともあり、お預かりする学生さんのために特に食事には力をいれていましたね。先代から引き継ぎ、私たちも安心で安全な食材を探すため日本全国を歩いています。
服部
接生産地に行かれるのはなにか理由があるのですか?
倉持
青果物だけでなく、生産者の方の人柄に触れたいのです。実際にお会いしてお話を聞いて、信頼がおけると思えた方から「安心・安全」な食材を調達したいのです。私たちの考えに共鳴してくださった青森県の三上さんは、「橘・学生会館有機JAS青森農場」を設けて下さり、とてもおいしいお米を毎年送ってくださいます。そのお米も館内の精米機でそのつど精米しています。
服部
なるほど、素晴らしいですね。そうして集められた食材をどのように調理されるのですか?
倉持
私たちは「安心・安全」だけではなく、「手作り」にもこだわっています。お豆腐や納豆、そしてだしも厳選した素材を使って全て手作りで賄っています。お味噌もまさしく手前味噌といいますか自家製です。ですから、各館によっても味が異なるんです。和食だけなく、ハンバーグやスパゲティーなど洋食も用意するのですが、冷凍の調理済加工食品など使わず手作りでつくるよう心掛けています。
服部
橘・学生会館の味というだけではなくそれぞれの会館ごとの味があるんですね。おもしろいですね。食材探しから食品まで手作りとなるととても大変かと思いますが。
倉持
先代の想いを忠実に守っておりますので、苦労だとは思っていません。ただ、有機野菜を中心に調達していますから天候や最近の食糧の高騰などでなかなか揃わないことが今困っていることですね。でも嬉しいことに調理のスタッフが知恵を絞って栄養バランスのとれた、おいしいメニューを考えてくれています。細かなことですが、例えば、だしをとった後の煮干をミキサーにかけふりかけをつくったり、葉もの野菜の切れ端は味噌汁の具にするなどしています。妥協したくありませんし、食材を無駄にしたくないですから。
服部
"MOTTAINAI"の精神ですね。人を良くすると書いて「食」と書きます。だから、日々の食事に気を遣うことは健康面だけではなく人間育成にもとても大事なことなのです。
倉持
はい。親御さんが一番心配されるのは健康面であり、また、立派な大人になって欲しいという願いをお持ちです。私たちを信頼してお子様をお預けになる親御さんの想いを裏切るわけにはいきません。ですから「食」からお子様の育成にも結びつくように努力したいと考えます。
服部
「食」にこだわる社長のお人柄に触れると親御さんも安心するのではないでしょうか。 これからも是非、よろしくお願いいたします。

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