2011年1月20日は「大寒」です。
日本人が飛鳥から明治初期まで使っていた旧暦ではまだ12月17日で、冬の最後の節目であり、寒さの絶頂期。
そして今年の旧暦1月1日(旧正月)は新暦2月3日で、2月4日が「立春」です。
年賀状に「迎春」と書かれた方も多いと思いますが、旧正月はすなわち春だったためです。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
1月7日は春の七草です。
無病を願い七草粥を食べる日ですが、新暦ではちょっと早い。
地方にもよりますが、旧暦の1月7日、新暦2月9日あたりに、七草の旬がちょうど良くなります。
現在はスーパーで七草が買えますが、各地で旬の合う時期に滋味を楽しんではいかがでしょうか。
日本の時の流れに沿いながら、春の苦味や陽気を体に取り入れ、胃を休めて、一年を健康にお過ごしください。