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HATTORI食育クラブ 服部幸應コラムNo.76

日本に潜在するパワー、地域ヂカラ

私はクエ鍋が好きです。
青い唐辛子と、赤い唐辛子と、なみなみの酒がグラグラ沸騰した中に、ぶつ切りにした骨付きクエを入れ引き上げてポン酢をつけて食べると、このうえない幸せになる鍋です。

東京で食べようと思っても、なかなかその土地のうまいものにはありつけません。
とれる地域の水や食材と一緒に料理するから、おいしさが倍増するのです。
地域のチカラは計り知れないものです。
これからは食材、人材、エネルギーも地産地消が求められる時代。

今は海外からの輸入に頼りっぱなし、そこから脱却するには、「地域の力」を発揮するのが一番なのです。
今回の平戸市の「ちゃんこ鍋」の取り組みは、地元の人たちが自分たちの地域の魅力に気づくきっかけにもなることを確信しています。
誇りを持って守り、アピールしてもらうことは、日本全体を盛り上げます。
HATTORI食育クラブでは、地域ならではの食材の活かすこと、伝えていくことをお手伝いできたらと考えています。

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