ほかほかごはんに熱々のお味噌汁、そして香ばしい焼き魚。
私たちにとって、食卓の原風景とも言えるでしょう。
ところが近年、米や野菜、魚介類の摂取量が減少しているのです。
農耕民族である日本人の体や味覚には、お米を中心とした食事が合っています。
ごはんは粉ものに比べて消化吸収がゆっくりなので、急激な血糖の上昇を抑えられたり、あっさりしたおかずが良く合い、脂質を控えめにしてもおいしく食べられます。
野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維のほか、がん予防などに効果的な「フィトケミカル」も豊富。
魚は良質なたんぱく質が摂れることはもちろん、脂にはDHAやEPAが含まれ、脳の働きを助けたり血流を良くして動脈硬化などの生活習慣病を予防すると言われています。
日本の朝ごはんを家族みんなで楽しめば、心身ともにきっと健康になれるでしょう。